
菓子折りの「折り」とは菓子を入れる箱が語源となっております。
菓子折りには、現在では厚手の紙が使われていますが、本来は薄く剥いだ木を折って作っていましたからこの名前があります。
菓子折りは、御祝いや改まった席での贈答として、お詫びの品として、引越のご挨拶の品として、様々なシーンで活用できます。
菓子折りの渡し方
改まった場所で菓子折を渡すときにはマナーがあります。
今は昔とは違い、いくぶんカジュアルになってきましたが、ここぞという時はしっかりと菓子折りの渡し方に関するポイントを押さえておくことが無難です。
菓子折りの持って行き方
最近は紙袋で持っていくのが主流となっています(風呂敷の方がさらに良いです)。菓子折りを渡すタイミングは、「玄関をあがり、部屋に通され、挨拶をした後」が基本です。
しかし、和室と洋室で少し違いがあります。和室の場合は座ってから菓子折りをお渡しし、 洋室の場合は、座る前に菓子折りをお渡しします。
菓子折りを渡す時の紙袋
菓子折りを紙袋のままお渡しすることは無礼にあたり、必ず紙袋から出して、中身を両手でしっかりと持ち、差し出すことがマナーです。
持ってきた紙袋は基本的に持って帰ります。もちろん風呂敷の場合も持ち帰ります
菓子折りを渡すときの一言
菓子折りをお渡しする際に、使用する言葉として、「甘いものがお好きだとうかがっていたので」「お口に合うとよろしいのですが」「ごあいさつのしるしに」 といった言葉がスマートです。「つまらないものですが・・・」と言いながら菓子折りを渡すのはあまりスマートではありません。
* 紅白蝶結び・・・何度あっても良いお祝い事に使用します。出産のお祝いや季節のご挨拶等。
* 紅白結び切り・・・一度きりで良い慶び事に使用します。ご結婚のお祝いや快気祝い等。
* 黒白結び切り・・・弔事や仏事に使用します。
* 黄白結び切り・・・・弔事や仏事に、主に関西や西日本の一部で使用します。

エクセレント一覧
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3,240円
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5,400円
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2,160円
モダン一覧
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1,620円
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1,080円
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540円